平成最後の今年も、こんぴらさまに遅い初詣に行ってきました。もうすぐ(1月10日)、こんぴらさまの一大イベント例大祭が始まります。
ところで、「こんぴらさま」の正式名称ってご存知ですか?
金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)なんですね。地元でも意外と知らない人が多くいます。
そんなこんなで今回は、いわきのこんぴらさま(金刀比羅神社)のアクセスや混雑状況等、紹介しますね。
平成最後の初詣に行ったときの写真も載せておきますね。
毎年1月10日は、こどもの頃から楽しみな日でした。親戚がこんぴらさまの近くにいるため毎年そこにお邪魔して楽しんでました。^^
今でもたくさんの露店で賑わっていますが、昔はそれどころではない数だったのを覚えています。ガマの油売りのパフォーマンスも楽しみのひとつでした。
初めてに人のためにアクセス方法を紹介しておきますね。
常磐線湯本駅下車、駅前からメイン道路に出て左へ一直線です。以前は駅前から露店が並んでいましたが、今はそれはなくなりました。
200mくらい歩くと徐々に道が細くなり露店が立ち並びます。人の流れに沿って進んでいけば間違いないです。
常磐高速湯本インター下車、ナビで湯本駅を目安に走れば10分から15分程度です。
当日は、湯本駅前200m位から車両通行止めになりますのでご注意ください。
普段は、こんぴらさまには駐車場がありますが当日は利用することはできません。
近くに避難者の仮設住宅の跡地があり、今は道路の拡張工事が行われています。その一角に臨時駐車場があるのですが、当日は露店商の車の駐車場になるようです。
湯本駅の駐車場もあるにはありますが、あまり台数は止められないので当日は無理だと思ったほうがいいです。
となると、近場のスーパーの駐車場に止めることになります。スーパーにしてみればはた迷惑なのですが、地域密着型のスーパーなので、毎年ありがたいことに開放してくれています。
地元の人は、常磐市民会館の駐車場を利用している人が多いです。市民会館の目の前に小学校があるのですが、流石にそこは開放しません。
また、当日は、この臨時駐車場の「21世紀の森」から湯本駅までシャトルバスが運行されます。確実に止めたいなら利用したほうがいいですね。
乗車時間は、大体10分から15分位です。午前8時から夜9時45分が最終になります。料金は中学生以上100円です。
毎年かなりの人(10万人以上)が参拝にくるのでかなり混雑します。特に夕方からは仕事帰りのサラリーマンや学生さんも来るため半端ない混雑になります。
できるなら、お昼前後がベストの時間帯だと思います。
約400店の露店がところ狭しと並ぶので、それを見ているだけでも楽しいですよ。^^
それと、なんと言っても縁起物や熊手の賑やかさがひときわ目を引きます。
最初の鳥居をくぐると、御札返礼所があり、手を洗う手水場(ちょうずば)があります。
そして、急な階段をのぼるとまず2つの神社があり、向かって左が諏訪神社です。地域によって参拝するところが違います。
上の写真が左側の諏訪神社です。
そして金刀比羅神社の鳥居がそびえ立っています。
そこをくぐると、右手にえびす神社があります。お金の神様、えびす様ですね。お金に縁があリますようにと参拝しておきましょう。
正式名称は金刀比羅神社ですが、これは明治2年に社号変更してからです。それまでは四国の金毘羅大権現の分霊をお祀りしたのが始まりです。
当時、年貢米をお納めする船や漁船の災難が多くなり「金毘羅大権現の祟である」と恐れられました。そこで金毘羅大権現へ33度祈願の参拝をしたところ海難が激減。
それからというもの、磐城藩や魚師の人々が金品を寄贈し、無事を祈るようになったとのことです。
これが海の神様と言われる「こんぴらさま(金刀比羅神社)」の由縁ですね。
金刀比羅神社の本堂です。
いわきの人口も震災後から3万人ほど増え、こんぴらさまの参拝も多くの人で賑わっています。今年(平成最後)の1月10日は平日なので、例大祭は行けるかどうか微妙です。^^;
こんぴらさまにお参りに行かないと、年を越したと感じない人もいるそうですよ。ぜひ行って1年の無事をお祈りしたいですね。
こんぴらさまの日は、なぜか寒い日が多いです。なので、服装には十分注意してくださいね。