胸ポケットにボールペンを指していたらいつの間にかキャップが外れて服に油性ボールペンのインクがついてしまった!なんてことありませんか?
油性インクは、なかなか落ちにくいと言われますが、あるものを使うと意外と簡単に落とすことができます。
今回は実際に油性インクがついてしまった服(ポロシャツ)で試してみましたので紹介します。
まず油性ボールペンのインク落としには下記のものを準備します。
油性ボールペンのインクがポロシャツについた状態はこちら
今回は、家にあった消毒用アルコールジェルを使いました。
服についたインクを布に移して落とす方法です。
まず服を裏返し、用意した布の上にインクがついたところがくるようにします。
次に裏返しにした服のインクの付いた部分に消毒用アルコールを染み込ませます。
歯ブラシで叩いてあてがった布にインクを移していきます。
この時薄い服なら歯ブラシで叩けば移りますが、生地が暑い場合、歯ブラシではなかなか布に移りません。今回は厚みのあるポロシャツだったので歯ブラシの毛先ではなく柄の先端や傍にあったスプレー缶の底で叩きました。
インクを布やタオルに移しだすときには、常に布のきれいな面を使いましょう。インクが布に移った状態でいつまでも叩いているとインクが広がり服がさらに醜い状態になります。
インクが布に移しだしたら、あとは油性インクがついていた部分に液体洗剤をつけて通常通り洗濯します。
選択をした結果・・・
今回はあまりにも油性ボールペンのインクが大量につきすぎて完全に落とすことはできませんでした。^^;
胸ポケットの内側のインクは叩き出していません。その他の部分は結構落ちたほうではないでしょうか?
ちょっとした油性ボールペンのインクであれば今回の方法で十分落とせます。
ちなみに、無水エタノールでは落とすことはできません。消毒用アルコール(エタノール)を使用しましょう。
無水エタノールを利用する場合は、精製水で8:2で薄めアルコール濃度を80%にすると消毒用アルコール(エタノール)になります。
油性ボールペンのインクは、消毒用アルコールの他に、クレンジングオイル、除光液でも落とせます。
また、消毒用アルコールと併用するとより効果的な場合もあります。ただしあまりやりすぎると服の生地を痛めますのでお気おつけ下さいね。
大切な服や、高価な服は自力で落とそうとせず、プロに任せたほうがいいです。
ボールペンの染み抜きクリーニングの値段は以前書いた記事を参考にして下さい。
https://chie-log.com/archives/137
油性ボールペンのインクが服についたら
消毒用アルコールで布をあてがい移し出す
無水エタノールでは油性インクは落ちない
消毒用アルコールの他に、クレンジングオイル、除光液も効果的
高価な服は無理せずプロに任せる
今回は、油性ボールペンのインクが服についた場合の落とし方を紹介しました。ちょっとした油性ボールペンのインクであれば手元にあるもので落とすことができます。しかし、今回の実際に行った服(ポロシャツ)ですが、なんでこんなにボールペンのインクがついたのか?謎です・・・。