節分のとき食べる恵方巻きは毎年方角が違いますよね?
では、その方角はどのようにして決めるのかご存知ですか?
私は今まで深く考えないで食べてました。
今回は、2019年はどの方角?なぜその方向に向かって食べる意味があるのかを調べてみましたのでシェアしますね。
2018年の恵方巻きを食べる方角は、南南東微南でした。微南という言葉は中国の方位を表す時に使うため日本とはすこしずれるんですね。
微南ですからやや南向きと言うことです。微南だけあって非常に微妙な方角ですね。^^;
南南東微南と言ったってよくわかんないよ〜と思ったら便利なサイトがありますので紹介します。
地図に自宅等住所を入れます。調べたい西暦を入力し(2019)「の恵方は…」をクリックすると自宅からどの方角が恵方か一発でわかりますよ。
ちょっと便利帳:
https://www.benricho.org/koyomi/map_ehoo/
追記:2019年は東北東(正確には東微北(東と東北東の間)になります。
もともと恵方には4つの方角しかありません。4つの方角とは甲、庚、丙、壬です。
この4つの方角を5年周期で繰り返すわけですね。
5年周期というのは、東→西→南→北→南の順です。
では、恵方とはそもそも何なのかご存知ですか?
毎年、歳徳神(としとくじん)という、その年の神様がいらっしゃる方角が福とされ、この方向を恵方といいます。
歳徳神(としとくじん、とんどさん)は、陰陽道で、その年の福徳を司る神である。年徳、歳神、正月さまなどとも言う。
ほとんどの暦では、最初の方のページに王妃のような姿の美しい姫神の歳徳神を記載している。歳徳神の由来には諸説あり、『簠簋内伝』では、牛頭天王の后・八将神の母の頗梨采女(はりさいじょ)であるとしているが、これはでたらめであるとの批判もある。また、牛頭天王が須佐之男尊と習合したことから、その妃の櫛稲田姫とも同一視される。
引用:wikipedia
恵方の方角が注目されるのは、節分の時だけではありません。元旦の初詣も恵方の方角にある神社や仏閣にお参りするといいと言われているんですよ。
この記事読んでいるのが節分近くであれば、今年の初詣はすでに済んでいることと思います。来年は初詣前に調べて参拝したいものですね。^^
また、毎年1月7日の「人日の節句」(じんじつのせっく)と言って七草粥を食べる習慣があります。この七草粥を作る際「七草たたき」といって台所の7つの道具で囃子詞を歌いながら七草を叩くわけですが、このとき恵方の方向を向いて行うそうです。
私は知りませんでした。^^;
節分には、恵方巻きといって海苔巻きの太く長いやつを頬張るのが当たり前になってきましたよね。
これにはいろいろな説があり、どの説明が正しいのか今もはっきりしていません。
もともと関西地方で丸かぶり寿司(太巻き寿司)が縁起がいいとされ、節分に食べていたのが始まりとの説が多いですね。
ただその後、「恵方巻き」ととして売り出したのは、コンビニのセブンイレブンで、一気に全国展開した・・・と言われています。
ですが、コンビニではじめて販売したのは実はファミマが最初なんですね。時は1983年(昭和58年)のことです。
その後1989年(平成元年)に広島県内のセブンイレブンが、それまでの名前(節分巻き寿司)を「恵方巻き」として売り出したんですね。
その後、セブンイレブンはジワジワと販売を拡大していき、1998年(平成0年)に全国展開したのです。ちょうど20年前のことです。
今回はいかがだったでしょうか?
節分といえば、恵方巻きと言われるように、今では実際に豆まきをやる家庭よりも、恵方巻きを食べる家庭の方が断然多くなってきましたよね。
まんまとメーカーの戦略にハマってますね。^^;
しかしみんなでワイワイ恵方巻きパーティーで盛り上がるのもまた楽しいものです。
恵方巻きには、七福神にちなんで、7種類の具を入れると言われますが、そんなことにこだわらず、好きな具を入れて手巻き寿司なんてもいいですよね♪
楽しくおしゃべりしながら楽しく食べるのも、意外と福を呼ぶかもしれません。
良い1年でありますように!