最近、民間のリハビリ型デイサービスが増えてきていると思いませんか?
ただのデイサービスではなく、身体回復や機能維持に特化したデイサービスなんです。近所にも施設ができて、リハビリスポーツトレーナー募集のチラシが入ってきました。
どのような時に、どんな人が利用できるのか?
また、どんな資格を持っている人が指導するのか?気になったので、この機会に調べてみましたのでシェアします。知り合いでデイサービスを検討している人がいれば参考になると思います。
世の中に資はたくさんの資格があります。
国家資格や民間資格があるのはわかりますが、管理人はザックリとしか理解してませんでした。^^;
特に介護やリバビリ関連の資格ってややっこしくないですか?
ためになるサイトを見つけましたので紹介しますね、
一般にリハビリトレーナー、スポーツトレーナー、メディカルトレーナー等、色々な呼び方があります。
これらのトレーナーに特化した資格というものは現在ないんですね。それぞれのトレーナーと名乗るにも資格は必ずしも必要ではないということです。
ただ、柔道整復師や理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師などの資格を持っている人が通称◯◯トレーナーと名乗っている人が多いようです。
もちろん資格は関係ないのですから、ある程度教育を受けた人がトレーナーと名乗っても良いわけです。
健康科学系の大学や専門学校には、リハビリテーション科や体育学科、理学療法学科などがあり、学びの場は用意されています。
では、何が国家資格でなにが民間資格なのか?どちらが有利で難易度は?との疑問が出てきますよね?
では、ひとつひとつみていくことにしましょう。
介護・リハビリ関連で国家資格というのは、介護では介護福祉士と社会福祉士の2つだけで、リハビリに関しては理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師があります。
介護福祉士とは、介護職の中では一番の上級職に位置する資格です。介護のプロフェッショナルといわれています。
試験を受けるまでの期間も介護職場での経験3年以上あり、かつ介護職員実務者研修を終了していなければ受験資格がもらえません。
なので、介護福祉士の資格を取ろうと思っても誰でもすぐにというわけにはいかないんですね。
社会福祉士とは、介護施設やリハビリデイサービスなどで生活相談員としてアドバイスを行うことができる資格です。
この資格も下記のように受験資格が定められています。
と、このように専門の学校へ通わないと受験資格は与えられません。
この2つの資格は、受験資格をとるまで一定の期間を有します。しかし、資格を取得すれば、介護業界でも需要が多く職場選びが有利になります。
リハビリ関連での資格といえば上述しましたが、もう少し詳しく見てみましょう。
理学療法士 | 国家資格 | 医師の指示下にて運動能力回復させる |
作業療法士 | 国家資格 | 細かい作業により機能回復させる |
言語聴覚士 | 国家資格 | 聴覚や言語能力の回復(食べる、飲むなど含む) |
柔道整復師 | 国家資格 | 機能訓練指導員として身体機能回復や低下予防 |
あん摩マッサージ指圧師 | 国家資格 | 筋肉への刺激による機能回復 |
介護関係で、公的資格と呼ばれる資格は次のようなものがあります。
まず介護の資格で入り口とされるのが、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)です。ここからステップアップして各資格を取得していきます。
民間資格は下記のサイトを参考にして下さい。
資格キング.com
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資格キング.comより抜粋
リハビリ型のデイサービスやデイケア施設では、必要最低限の基準を満たさないと営業できないことになっています。
施設利用定員が10人を超える場合スタッフ基準をまとめてみました。
その前に、簡単にデイサービスとデイケアの違いを説明しておきますね。
デイサービス | デイサービスは、介護保険適用のサービスで、「通所介護」という名前で呼ばれているサービスです。食事や入浴機能訓練等、一般的な介護サービスです。 |
デイケア | デイケアも介護保険適用サービスですが「通所リハビリテーション」と呼ばれていることでわかるように、体の機能回復を目的としたリハビリ重点のサービスです。 |
デイケアでも食事や入浴のサービスを受けることもできます。施設によってリハビリに特化して食事や入浴は省略しているところもあります。
今回はいかがだったでしょうか?
高齢化社会が進む中、介護やリハビリ関連の資格はますます細分化されそうな感じがします。誰にでもわかるように簡素化できないものでしょうかね。