毎年6月10日が時の記念日になります。
祝日でないので時の記念日は忘れがちですよね。ただ、小さい子供がいる家庭では、この時の記念日の意味を伝えることは大切なことなんです。
そこで今回は、時の記念日のねらいや意味、そして子供に伝えるにはどう話せばいいのか考えてみました。
そもそも時の記念日のねらいは、時間の大切を認識することです。子供からお年寄りまで、すべての人に平等に与えられているのが時間です。
子供だから時間が多くあり、お年寄りは時間が短いというようなことはありません。
タイムイズマネー「時は金なり」というように、お金と同じくらいは時間は大切なものです。忙しい毎日を過ごしているとついつい忘れがちになってしまいますが、改めて時間の大切さを知る!というのがねらいです。
最近では、時の記念日をビジネスに結びつけて時計販売などのキャッチコピーに用いられる場合もあります。^^;
時間を大切にする!これにつきます。
天智天皇(てんぢてんのう)が漏刻(ろうこく)今で言う水時計を設置したのが始まりで、この日が6月10日(旧暦4月25日)だったことからこの日を時の記念日としたと言われています。
では、なぜ水時計だったのでしょう?
それは、水の流れは一定であることがヒントになったのです。それまでは日時計を使っていました。しかし、日時計は日が暮れると使えないと言う最大の欠点がありました。
これが水を利用することにより夜昼関係なしに時間がわかるようになったのですからノーベル賞レベルの画期的な発明ですよね。
日本書紀にも、「漏刻を新しき台に置く。初めて候時を打つ。鐘鼓を動かす。」と記述されています。
今では、時の記念日になると福島県の田村市と双葉郡の境にある大鷹鳥谷山(おおたかどややま)付近にあるデータ送信所から標準電波が全国一斉に送信されています。これを利用して時刻合わ等の試験が行われているとか・・・。
まず、時間の大切さを伝えることです。
小さい子供は時間の大切さはまだまだわかりません。私達もわかってるようでつい忘れがちですが・・・。^^;
そこでわかりやすい身近な例をだして説明すると子供も納得しますよ。
例えばこんなふうにです。
「いつも3時におやつ食べてるよね。」
「もし、時間がわからなかったらどうする?おやつ食べれないよね?」
「だから時間って大切なんだよ。」
とか、
〇〇ちゃんのお家に2時に行って遊ぶ約束をしたらちゃんとその時間に行くよね?
時間わからなかったらどうなる?
行けないよね?
だから時間って大切なんだよ。時間を大切にしようね♪
てな具合に教えると、のみ込みやすいのではないでしょうか?
子供の目線で教えるのがミソです。
時の記念日は、時間の大切さを認識することです。
子供に時間の大切さを教えるときには、身近なことを例に出して伝えると理解しやすいです。
ついつい無駄に使いがちですが、過ぎた時間は取り戻せません。
改めて時間を大切にしたいものですね。