幼稚園のお遊戯会で去年もビデオ撮影したが、どうも上手く撮れないと悩んでませんか?
でも、大丈夫ですよ。
コツさえ掴んでしまえば意外と簡単に撮れるんです。そのコツを知らないで撮影するから印象の薄い映像になってしまうんですね。
今回は長いことお遊戯会の撮影をしているプロのビデオカメラマンがそのコツをお教えしますね。
まず、ビデオの撮り方のコツを覚える前にぜひやっていただきたい大切なことがあります。
それはシナリオを作ることです。
どんなビデオ撮影でもシナリオを元に撮影します。そうすることによって、迷いのないメリハリある映像に仕上がります。
シナリオと言っても、そんなに難しく考えなくてもいいんですよ。^^
例を出して説明しますね。
このようなシナリオができあがりました。
シナリオができたら、あとはそのシーンにあった撮り方をすればいいだけです。順を追って説明しますね。
カレンダー等、お遊戯会の日をアップで撮っておきます。(いつ撮ってもOK)
まずは、当日家で子供が着替えているところなどを撮影します。
幼稚園に着いたら、幼稚園の外形を撮りましょう。入り口には「第〇〇回〇〇幼稚園お遊戯会」の看板があればそれも撮影しておきます。
次にホールです。
ビデオカメラは広角(一番広く映る側)でホールの端から端までゆっくり撮ります。(パンといいます)
そろそろお遊戯会の始まりです。
開会の挨拶が始まる直前に録画ボタンを押すのでなく、余裕を持って録画を開始しておきます。この場合は挨拶する人が出てくる前にから録画しておきます。
バッテリーやメディアは余裕をもってといったのは、このようなためです。特にバッテリーは思っている以上に使います(消耗します)。
ここまで大丈夫ですか?
あとは自分の子供のお遊戯を撮るだけです。
私たちプロは、園児全員平均に映るように撮影しなければなりませんが、自分の子供だけでしたら、大胆に撮れますね。
しかし、ずっ〜とアップで撮ると、観てる方は飽きますので、たまには引きで撮るとメリハリある映像になりますよ。
ズームアップ、ズームアウトはゆっくりするのがコツです。
そして、閉会の挨拶、帰る様子を撮ればおしまいです。ここまで撮影するようにして下さいね。
子供にお遊戯会が終わった感想をビデオに収めるものいいですね♪
子供がやがて大人になって、改めて今回撮影したビデオを観たらきっと喜ぶでしょうね。
今回撮影した映像を活かすも殺すも編集次第です。
撮影さえしていれば編集はいつでもできます。今回は長くなりましたので割愛しますが、編集の仕方が知りたい人は下のコメント欄に書き込んで下さいね。需要があれば記事にして説明いたします。^^
ビデオ撮影するには、最低限これだけはぜひ揃えておきたいです。
下記にピックアップしておきましたのでチェックして下さいね。
これがないと始まりませんね。^^;
スマホのカメラでも大丈夫ですよ。今時のスマホの動画はハイビジョン対応でとても優秀ですから安心して下さい。
これからビデオカメラ購入予定という人は、どのメーカーでも大差ありません。ハイビジョン(今ではすべてハイビジョン対応ですが)さえ撮影できれば安価なビデオカメラで大丈夫ですよ。
しっかりとした三脚を選びたいところですが、1,000円程度の安価なものでいいのでぜひ揃えて下さい。一脚でもいいです。
というか、お遊戯会は一脚のほうが場所を取らないので重宝します。
意外と忘れがちなのが、バッテリーです。
バッテリーひとつで間に合いますか?
そのバッテリーで何時間撮れるか把握してますか?
ズームを繰り返したり、寒いところだとバッテリーの消耗が激しいですよ。
予備のバッテリーを持っていても、充電していかなかったりしたら意味ないですからね。
実際のビデオ撮影予定時間の3倍のバッテリーを準備するのが理想です。1時間の撮影予定だったら3時間分のバッテリーを用意するということです。
私たちプロは、バッテリーと、次に説明するメデイアには、かなり神経を使います。なので、前日まで予備バッテリーと充電は必ずチェックして下さいね。
次は、記録メディアです。
あなたのビデオカメラの記録メディアは何でしょうか?
ほとんどSDHCカードではないかと思います。
SDカードにも、クラス6とかクラス10とか、いろいろな種類があるのご存知ですか?
今は、わからなくても大丈夫ですよ。^^
これから購入を考えるならクラス10で容量は16G、32Gあたりを購入しておけば間違いないです。できれば32Gがおすすめですよ。
SDカードも予備があれば安心ですね。
お遊戯をやる順番表です。
お子さんが何番目にやるのか予め確認しておきましょう。
揃えるものはこれで十分です。
お遊戯会にはいろいろな人が来場されます。ビデオ撮影される親御さんもたくさんいます。自分の子供のビデオ撮影に夢中になり、他の人に迷惑をかける場合があります。
誰でも自分の子供は可愛いです。
周りに気を配り、他の人のじゃまにならないように撮影することを心がけましょう。
すでに撮影している人の前に割り込んで撮影するのはマナー違反ですよ。立場が逆だったら自分はどう思うか?いやですよね?自分が嫌なことは人も嫌だと覚えておきましょう。
割り込まないまでも、撮影している人の前に行かざるを得ない場合もあるでしょう。そんな時はビデオに映らないように(邪魔にならないように)しゃがむなりして移動するようにしましょうね。
あとは、撮影している人の周りでしゃべらないことです。その話の内容録音されてしまいますよ。
今回の記事はいかがだったでしょうか?
もっともっと書きたいことがあるのですが、ややっこしくなってしまうので、簡単に説明しました。
今回の撮り方を覚えておけば、色々なイベントで役に立ちます。その時しか撮れない、ステキな思い出に残る映像を撮ってくださいね。