4月には新社会人として意気揚々と仕事や授業に励んでいたものの、GWが終わった途端、無気力で会社に行きたくない状態ではないですか?
そんな状態が続くようでしたら五月病かもしれませんよ。
症状はうつ病と似ていますが少し違うところがあります。五月病の特徴を挙げておきますのでチェックしてみて下さいね。
もし五月病だったとしても大丈夫!対策も紹介しますから試して下さい。きっと効果あると思います。
五月病かな?と思ったら下記の症状があるかどうかチェックしてみて下さい。
チェック!
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五月病とうつ病は似て非なるものです。そもそも五月病という病名はありません。
五月頃に症状が出る人が多いので一般に五月病と呼ばれます。この五月病は正式には「適応障害」と言います。
また、うつ病と似ているので「軽うつ病」と診断される場合もあります。
五月病の主な原因は新生活や環境の変化によるストレス障害です。
とはいっても、ストレスは五月に起こるとは限りませんよね?
実は、五月病と同じように九月病と呼ばれるものもあるんです。これは夏休み後に発症するためこのように呼ばれています。
症状は五月病と一緒です。
また、転勤や出向による環境に対応できないと適応障害になりやすくなります。いかにストレスが私たちの体やこころに悪影響をおよぼすかわかりますね。
次に五月病の対策ですが、ひとりでいる時間を少なくします。ひとりでいると、ネガティブ思考になりがちです。
なので、友人に今の事情を説明して、話し相手になってもらうといいです。いっしょに食事に行くのも効果が期待できます。
歌うのが好きならカラオケなんかもいいですね♪思いっきり歌って騒いで楽しめれば治りも早くなることでしょう。
実は五月病には食事も関係してくるんです。
やる気が出なかったり、気分が落ち込んだりなど、精神状態が不安定な時はたいがいセロトニンが不足しがちなんです。
セロトニンは私たちの脳内で分泌します。なので、このセロトニン分泌を多くしてやれば良いわけです。
それにはアミノ酸、ビタミンB群、炭水化物をバランス良く摂れば良いんです。
肉類(牛肉、豚肉、鶏肉)魚(マグロ、青魚)、大豆製品、牛乳、バナナ、ナッツ、パン、ご飯等、よく噛んで(ここ重要です)食べるとセロトニンが分泌しやすくなります。
五月病は一過性のもので、慣れることにより改善しますが、うつ病は長引くケースが多いのが特徴です。
また、一般的に五月病はあまり自分を責めることはないのですが、うつ病の場合はすべて自分が悪いと思いこんでしまうことが多いようです。
簡単にいえば、五月病は「原因は外(環境、周り)」にあり、うつ病は「原因は内(自分)」と、このような違いがあります。
友達に話すのはイヤならば、第三者に相談するのも手ですよ。厚生労働省では無料で相談できるサイトを準備していますので紹介します。
【みんなのメンタルヘルス】
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/index.html
【こころもメンテしよう】
体がだるい、眠れない、イライラ…気になる時に
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/movie/b/index.html
【こころの耳】
全国対応で気軽に相談できます。
http://kokoro.mhlw.go.jp/
無気力、原因不明の体調不良があったら五月病を疑ってみましょう。
今回は五月病にの症状と対策を紹介しました。この記事が参考になり1日も早くポジティブで楽しい日々を送れるといいですね。^^
参考文献:厚生労働省