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シリコンスプレーの使い方!車以外にこんなところにも使えます

滑りを良くするためにはKURE CRC5-56などの潤滑スプレーは定番ですね。しかし潤滑スプレーよりもシリコンスプレーのほうがいたるところで使えて手放せなくなるんですよ。

家の中でふすまや引き戸はスムーズに動いてますか?

樹脂は白く劣化していませんか?

シリコンスプレーは、艶を出したり、動きを良くしたり防水効果もあったりと至り尽くせリなんです。

車の樹脂部分に使用する人も多いですが、その他にも色々なところに使えるんです。

今回はそんなシリコンスプレーと潤滑スプレーの違いや、かしこい使い方を説明しますね。

シリコンスプレーの車以外の使い方は?

シリコンスプレーには色々な使い方があります。以下に紹介する使い方以外にもたくさんありますので、試してみてください。

傘にシリコンスプレーを吹きかけると撥水性があるため雨の弾きがよくなります。

電車に乗るときや建物に入るときも傘をちょっとパタパタするだけで水滴が落ちるようになります。

ナイロン製ジャンパー

突然の雨で困ったことはありませんか?

多少の雨ならナイロン製のジャンパーに予めシリコンスプレーと吹きかけておけば防水効果がありジャンパーの内部まで濡れません。

靴に吹きかけておけばドロや水を弾き汚れにくくなります。

ただし、靴底につくと滑りやすくなりますので使用する時は注意してくださいね。

カバン、バッグ

カバンに吹きかけると防水効果が得られます。ビニール製のカバンがおすすめです。

革の鞄に使用する時は、変色やムラがでないかどうか確かめてからにしてくださいね。直接吹きかけるよりも布にシリコンスプレーを吹きかけてからカバンを拭くとムラになりにくいです。

おまるや簡易便器

小さい子供がいる家庭では、おまるの中に吹きかけておくと、便が落ちやすくお手入れも簡単ですよ。お年寄りが簡易便器を使っている場合も同じです。

ふすまや引き戸

ふすまや引き戸の滑りが良くないようでしたら、敷居にスプレーすると驚くほどスムーズになります。ぜひお試しあれ!

引き出し

古くなった家具の引き出しは、よく引っかかったりします。急いでいる時はイライラしますよね?

そんな時はシリコンスプレーの出番です。潤滑油と違い、木や家具にも安心して使用できます。

カーテンレール

滑りが悪くなったカーテンレールにひと吹き!面白いくらい滑りが良くなります。

ウィッグ

女性はウィッグを使う人もたくさんいます。ウィッグにもよりますが、櫛通りが悪くなるときってありますよね?

そんな時は、シリコンスプレーをサッとひと吹きするだけで艶が出て櫛通りが良くなります。直接吹き付けるより布につけてからウィッグを拭くのがおすすめです。全然違いますよ。

あまり艶を出しすぎると不自然になりますので程々にしておきましょう。

ファスナーやジッパー

バッグや財布のファスナーの滑りが悪くなったら以前は廊を塗ったりしましたが、これもシリコンスプレーで滑りが良くなります。

この場合も直接吹き付けるよりも布に吹き付けてから拭き上げるほうがいいですよ。

ゴム、プラスチック製品

プラスチックも年数が経つとベタつきます。そんな場合は無水エタノールでベタつきをの取り除いてからシリコンスプレーで拭き上げると艶が出てきれいになります。

無水エタノールの記事は以前書きましたので参考にしてください。

https://chie-log.com/archives/528

 

車関係での利用も載せておきますね。

塗装されていない樹脂(黒)

車の外観(ドア周り等)で樹脂がむき出しのところがあれば、シリコンスプレーで拭き上げてみてください。ツルツルと艶やかになり新車のようになります。

ワイパー

ワイパーの取り付け部分がプラスチックで白色化している場合は、シリコンスプレーで新車のように蘇ります。

ワイパーも黒で塗装されていますので年数が経てばやはり白色化してきます。ここも布にシリコンスプレーを吹き付け拭くだけで黒光りしますよ。

実際にやってみました。こんな感じになります。

使ったシリコンスプレーはこれ!

車内の艶出し

車内の脱出やプラスチック部分をシリコンを染み込ませた布で拭き上げるだけで艶が出ます。

ただ、ダッシュボードは太陽が当たると反射し眩しくなるので、あまり艶出しはしないほうがいいです。

タイヤ(劣化防止はない)

タイヤにも使用できますが、ゴム製品に使用する際は石油系溶剤のシリコンスプレーだとゴムを痛めて寿命を縮めてしまう場合があります。

使用するのであれば、無溶剤タイプのシリコンオイルを使用してください。シリコンオイルの種類については後ほど説明いたします。

それからタイヤに使用する場合、重要なことがあります。タイヤにも使えると言ってなんですが、地面との接地面にシリコンが付いてしまうと摩擦力が減って大変危険な状態になります。

なので無溶剤タイプでもタイヤの艶出しには使用しないほうがいいです。安全第一です!

車のボディー

ワックス代わりに使用できますが、やり方によってはムラになる場合があります。

洗車後、ボディに水滴が点いている状態で布にシリコンオイルを吹き付けよく伸ばし塗り広げます。

その後すぐにふき取ります。テキパキとやらないとムラになります。特に天気のいい日は・・・。

ボディにコーティングを施している車の場合はやらないほうが無難です。個人的には、手軽に手に入る安いシリコンスプレーならボディへの使用はおすすめしません。

 

シリコンスプレーと潤滑スプレーの違いは?

シリコンスプレーと似たような潤滑スプレーというものがあります。

シリコンスプレーは無機質系の滑走材、あるいは離型材と呼ばれます。吹き付けた表面にシリコン皮膜を作り、滑りやすく剥離しやすい状態にします。

浸透力はないので防錆や艶出し、潤滑と用途も広く木材や家具などにも使用できるのが特徴です。

一方、有名なKURE CRC5-56をはじめとする潤滑スプレーは油系のスプレーで、一時的な使用ならいいですが、すぐに乾燥するため、長期間の潤滑には向いていません。ちなみに、長期潤滑にはグリススプレーがいいです。

滑走用には「シリコンスプレー」即効性の潤滑には「潤滑スプレー」と覚えておくといいでしょう。

シリコンスプレーよりも強力なものは、フッ素です。さらにフッ素よりも強いのがベルハンマー(鈴木機工株式会社という企業の商品)です。すなわち、耐久性で優れているのは、シリコン < フッ素 < ベルハンマーに順になります。フッ素コートは熱に強いのが特徴で、耐久性に優れています。フライパンにもフッ素コートが使われていることからもわかりますね。その分値段も高めですが。ベルハンマーは金属同士ので威力を発揮します。ベルハンマーを塗ることで接触面の摩擦を極限に少なくします。なのでツルッツル状態です。前にTV紹介されて購入した人も多く一時的に売り切れ状態になったほどです。

シリコンスプレーは使う場所に注意!

シリコンスプレーには石油系溶剤タイプと無溶剤タイプの2種類があります。

石油系溶剤タイプは車やバイク、産業用マシンなどの各パーツの滑りを良くしてサビも落とすという特徴があります。

無溶剤タイプのシリコンスプレーは木材や家具、紙、プラスチック、ゴムなど広い範囲で使用できます。

たとえば、部屋の模様替えなどで家具を移動する時、家具の足底にシュッとスプレーするだけで、楽に移動することができます。

ただし、床にシリコンが付いてしまうので滑りやすくなります。小さい子供やお年寄りがいる家庭では注意が必要ですね。

まとめ

シリコンスプレーは広い範囲で使用できます。

  • カバン
  • ジャンパー
  • ファスナー、ジッパー
  • 引き出し
  • ふすまや引き戸
  • ウィッグ
  • 車の内外装(タイヤは危険)

今や100均にも置いてあるシリコンスプレー。(確認したのはダイソーのみ)色々なところに使え超便利です。値段も安いので一家に1本は置いておきたいものですね。

chielog

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