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ゴム製品のベタつきはベビーパウダーで取る?その他にこんな方法も!

しまっておいたゴム製品を使おうとしたらゴムやプラスチックの部分がベタベタになっていた事ってないですか?

実は、先日物置の片付けをしていたら古い8mmビデオ再生機が出てきました。まだ使えるのか?と思いケースから出したら本体のゴムの部分やプラスチックやらベタベタなんです。

ベビーパウダーをつけてベタつきをごまかそうかとしたのですが、モノが精密機械だけに…。

捨てればいいのでしょうが、理由あってこのベタベタを取ることにしました。同じようなことで悩んでる人もいるのでは?と思い、ベタベタを取った実体験を書いてみますね。

 

参考になれば嬉しいです。^^

ゴム(プラスチック)製品のベタベタを取る方法6つを紹介

ゴムやプラスチックのベタつきは次の方法で取ることができます。

  • ガムテープ
  • 無水エタノール
  • 除菌シート
  • 消しゴム
  • ベビーパウダー
  • シールはがし

それでは一つひとつ見ていくことにしましょう。

ゴム(プラスチック)製品のベタベタをガムテープを使って取る方法

どこの家庭にもあるガムテープを使ってベタベタを取ります。ガムテープと言っても布製のものを使用した方がいいですよ。紙製のガムテープは粘着力が弱いのであまり取れませんから。

 

やり方は、まずベタベタしたところを指でこすり、ベタつきを一箇所に集めます

次にガムテープの粘着力を利用してベタベタした箇所に貼り付け一気に剥がします。ガムテープを新しい面(きれいなところ)に変えてこれを何度か繰り返します。

するとベタベタした粘着物がガムテープに移りベタつきがとれます。

ゴム(プラスチック)製品のベタベタを無水エタノールを使って取る方法

無水エタノールを使ってベタベタを取るには、次の2つの物を用意します。

  • 無水エタノール
  • ボロ布

やり方は簡単です。

無水エタノールを布につけてベタつくところを拭くだけです。ベタつきが布に付着しますので、ある程度拭いたら布のきれいな面に無水エタノールをつけ繰り返しベタつきを拭き取ります。

 

無水エタノールは油分を取り除くため少し白っちゃけます

 

でも大丈夫です!元通りになりますから安心して下さい。

そのやり方は後で説明しますね。

それから、同じところを無水エタノールをつけて何度もこすると製品に印刷されている文字まで消えてしまいますので注意して下さいね。

ゴム(プラスチック)製品のベタベタを除菌シートを使って取る方法

除菌シートにはエタノールが含まれているものもあります。
しかし、含まれていると言っても少量なのでかなりしつこく拭かないとベタつきは取れません。

なので、ちょっとベタつく程度のものであれば除菌シートでも取れることがあります。

ゴム(プラスチック)製品のベタベタを消しゴムで取る

ベタベタは消しゴムでも取れるんですよ。

広範囲にベタベタがある場合は労力がいりますが、ちょっとした範囲なら消しゴムでも取ることができます。

 

その際、消しゴムはプラスチック消しゴムを使用してくださいね。ガムテープの時と同じようにベタつくところを一箇所に集めてから使うと効率よく取り除けます。

ゴム(プラスチック)製品のベタベタをベビーパウダーを使って取る

ベビーパウダーを使ってベタベタを取ります。
お子さんのいる家庭ならベビーパウダーはあるかと思います。ベタベタするところにベビーパウダーをたたくとベタつきがなくなります。

ですが、これは解決策にはならないですよね。とりあえずという時には覚えておくといい方法ですね。^^;

ゴム(プラスチック)製品のベタベタをシールはがしを使って取る

シールはがしでもベタベタは取れます。

シールはがしの成分は洗浄などに使われる有機溶剤なんですね。この有機溶剤がベタベタに威力を発揮するためです。

ベタベタを取り除くため実際に私がやった方法は?

私が行った方法は無水エタノールを使った方法です。なにぶん一番手っ取り早いので・・・^^;

無水エタノールは我が家ではよく使ため常備しています。様々な用途に使えるので1本用意しておくと便利ですよ。

 

で、先にお話したベタベタのビデオ再生機はソニー製Video8のビデオウォークマンなんです。なぜそこまでしてベタベタを取りたいのか?ちょっとお話しますね。

実は子供が小さい頃、祖父がVideo8のカメラで撮ってくれていたテープが残ってるんです。8mmのカメラがあればそれで再生できるのですが、カメラは処分してしまった?らしく、再生できるものがなかったのです。

 

その昔、知り合いからVideo8再生機の「ビデオウォークマン」を譲り受けてしまいこんでたものが、今回見つかったというわけです。

この再生機を使って、子供の幼いころの映像をデジタル化し、DVDに焼いておこうと思っていました。

 

映像制作会社に努めているので再生機なんてありそうですが、VHSビデオデッキはあるものの、Video8の再生機はないんですね。それで困っていた訳です。

問題の再生機はこちらです。


触りたくもないくらいベタベタです。^^;

 

無水エタノールを布にとりセッセと拭きとること1時間・・・。無水エタノールをドバっと再生機に掛けたいくらいベタベタです。^^

 

で、やっとこさベタベタがなくなりました。範囲が広いので時間がかかりました。細かい所は綿棒に無水エタノールをつけて拭き取りました。


どうです?
きれいになったでしょ?!しっかり通電もしてますしね。^^

 

ベタベタが取れたら最後にシリコンスプレーで仕上げます。無水エタノールを使用すると油分が取れて白っちゃけたようになります。これは上述しましたよね。

ツヤを出すにはシリコンスプレーを使うときれいに仕上がりますよ。

なお、スプレーのまま使うと広範囲に飛び散りますので、布に吹きかけてから拭くのがおすすめです。

 

ちなみに、今回は白っちゃけたところは指でこすりました。指の脂がついたのでしょうね。ちょうどいい具合になりました。^^

そもそもなぜゴムやプラスチックはベタベタになる?

ゴム製品は時間が経つと加水分解という化学変化が起きます。

加水分解とは、時間の経過とともに水分が加わることで製品に含まれる可塑剤という薬品が溶け出してくることです。

 

では、なぜ水分が加わるのかというと、湿気なんですね。

日本は湿気が多い国です。なので密閉したボックスに乾燥剤などを入れて保管するとこの加水分解を遅らせることができるんです。

いい例が、カメラを保管する時に使う保管ボックスなどがそうです。

まとめ

ゴム製品のベタベタは以下の方法で取り除くことができます。

  • ガムテープ
  • 無水エタノール
  • 除菌シート
  • 消しゴム
  • ベビーパウダー
  • シールはがし

今回はいかがだったでしょうか?

昔のイヤホンなど、ベタベタになってませんか?
今回紹介したいずれかの方法で、いやなベタベタもきれいに取り除くことができますよ。おすすめは無水エタノールです。^^

捨てる前に是非試してみて下さいね。

chielog

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