介護認定が必要になった場合、ケアマネージャーに依頼することになります。
しかし、この業界に詳しくない人にとって、ひとくちにケアマネージャーを探すと言ってもどうすればいいのかわかりませんよね?
ましてや要介護認定の頼み方なんてはさっぱりです。
実は管理人の母親が要介護認定が必要になり、四苦八苦した経験があります。そこで今回は介護認定を受けるために実際におこなったケアマネージャーの探し方や頼み方を説明いたします。
少しでも参考になれば嬉しいです。
ケアマネを探すということは、介護施設を利用するために認定やプランを立ててもらうためだと思います。
ケアマネージャーは居宅と地域包括支援センターにいます。
周りに介護に詳しい人や知り合いのケアマネがいれば直接紹介してもらうのが一番手っ取り早い方法ですが、まったく知らない場合はお住まいの市区町村の役所へ行き相談するのが一番です。
管理人も要介護認定のことはさっぱりわからなかったので、まず管轄の市役所へ出向きました。そして福祉課へ行き要介護認定が必要なことを話し、申請のしかたや認定までの流の説明を受けました。
このように管轄の役所へ行き、大体は福祉、介護の窓口に行けば間違いないです。
ただ、この場合担当ケアマネージャーをこちらで選ぶことはできません。
要介護認定は、ケアマネージャー次第と言っても過言ではありません。要介護認定は書面をもとにコンピューターにより、介護のランクが决定されるのですが、その調書を作成する調査員(ケアマネージャー)に左右されます。
役所には通常地域包括支援センターがあり、お墨付きの専門家(ケアマネージャー)がいます。地域包括支援センターならどこでもいいわけでなく、担当範囲が決められているんです。
地域によっては市役所内だけでなく、地区ごとに支所を出しているところもあります。
認知症や病気、怪我により生活に支障がでる場合は介護保険を使って施設を利用することができます。
ただ、誰もが利用できるというわけでなく、そのためには自ら申請して要介護認定を得なければなりません。
ですが、どういう手順で、どのような手続きをするのか?ですよね。^^;
ここでケケアマネージャーの登場です。
市役所で要介護認定の申請をすると、はじめにケアマネによる認定調査が行われます。これは決められた調査日に自宅を訪問し、本人や家族と直接話しをして介護の度合いを見て調書を作成します。
この調書はあらかじめ決まった様式で、誰がやっても同じような結果になるように作られています。
ですが、実際はケアマネージャーによってよるところが大きいです。
地域包括支援センターは、ケアマネージャーを紹介して調書作成から相談や今後のケアプランを立てたりと介護施設と利用者(介護者)の橋渡しをしてくれます。
なので、改めて頼む必要はありません。
ケアマネージャーも感情を持った人間です。
調書を作成するにしても、間違いもあれば見落としもあります。决定された要介護認定の結果が気に入らないようなら不服の申立てもできますので、まずは担当になったケアマネージャーを信じておまかせしてみましょう。
すべてのケアマネージャーが介護者の立場に立った良いケアマネージャーであってほしいですが、中には介護者本人や家族の要望よりも自分の都合に合わせて決めてしまう残念なケアマネもいるもの事実です。
ケアマネージャーの仕事はハードです。ケアマネージャーひとりが担当する人数は、要介護者35人、要支援者8人までとなっていますが上限一杯まで受け持っている人も多くいるのが現状です。
担当ケアマネージャーにどうしても我慢ができないときは、変えてもらうこともできます。というか変えてもらうべきです。
その場合は派遣している事業所、地域包括支援センターや役所の介護窓口で相談するといいでしょう。
ケアマネは介護のプロです。
私達よりも豊富な知識と経験で支援してくれます。上司と同じで、ある意味選ぶことができませんが、変えてもらうことはできます。
はじめから良いケアマネージャーに当たれば言うことはないのですが・・・。