充電器のアンペアはスマホやタブレットを充電する際、どう関係するのでしょうか?充電器もたくさん種類がありすぎて、どれを選んでいいのかわからないですよね?
そんな時はどうすればいいか、わかりやすく説明しますね。
アンペアが高い、低いでそれぞれ一長一短ありますからそこを考えて購入するといいでしょう。
充電器にはよく見ると「5V1A」とか「5V2.1A」などの表示があります。
その前に・・・昔むかし、その昔学校で電気にはボルト、アンペア、ワットがあると教えられました。
覚えてますか?
ちょっとここで、電気のについておさらいしてみますね。難しくないから大丈夫ですよ。^^
ボルト(V)は電圧で、電気を送り出す力をいいます。一般家庭では100V、機械などを動かす工場や会社では200Vが使われています。
アンペア(A)は、何かというと電気が流れる量(電流)をいいます。ボルトと似たようでわかりにくいんですが、ボルトは体力、アンペアは速度(速さ)と考えると覚えやすいかもです。
で、もう一つ。ワット(W)というものがあります。
このワットは、電気が活動する力をいいます。活動する力とは、いくら体力があって、運動神経抜群でも寝てばかりで動かなかったら力の持ち腐れですよね。
なので、体を使って動いて蛍光灯をつけたり、洗濯機を回したりする働きが必要になってくるんですね。この働きの大小を表すのがワットというわけなんです。
よって、電力は電圧と電流をかけ合わせて求められます。
W(電力)=V(電圧)× A(電流)とこのような式になります。
少しは思い出してきましたか?^^;
「左手の法則」や「オームの法則」なんかも思い出す人もいるかと思います。
では、話を戻します。充電する側ですが、現在のスマホはほとんど5ボルトです。電流はiphone だと1アンペア、ipadだと2.1アンペアです。
ということは、電流は速さですから低い電流より高いほうがより早く充電される計算になりますよね。要は急速充電ってやつです。
1アンペア君と2.1アンペア君が同じ位置からかけっこした場合、1A君が100m地点に到達した時、2.1A君はすでに200m以上先を走っているということですね。
しかし、あまり高い電流でも弊害があるんですよ。
充電器のアンペア数は大きい方がいいかといえばそうでもないんですね。
たとえば充電器の2.1A出力端子に接続(急速充電)したにもかかわらず充電時間が変わらない場合もあります。
何故でしょうか?
考えられることは、
この中でもケーブルでの遅延が多くあります。充電器はソコソコのものを購入しても、充電器とスマホやタブレットをつなぐケーブルはついつい100均などの安いものをつかっているケースがあります。
ケーブルのパッケージなどに、アンペア数が表示されています。ここを注意して見て下さい。
ケーブルによってはアンペア数を書いていないものもありますが、そのときは1Aと考えていいでしょう。
このケーブルを使っても急速充電はされませんから気をつけて下さいね。
急いで充電するときには重宝する急速充電ですが、いいことだけではありません。そこで、急速充電のメリット・デメリットをあげてみました。
短時間で充電できる。
これにつきます!よね?
他にある場合はコメント欄にお願いします。
下記のようなデメリットが考えられます。
短時間で食事を済ませる人と、よく噛んでゆっくり食事を摂る人とでは、どちらが体にいい食べ方かおわかりですよね。
バッテリーも同じです。
常に急速充電するのではなく、睡眠中の充電や、急ぎでない時は通常の充電をし、急ぎの時のみ急速充電にする。
このように決めておくと、バッテリーの寿命を伸ばすことができますよ。
モバイルバッテリー(充電器)は今では必需品になってきました。それゆえ、発火などの事故も多くなってきましたよね。
今ではいろいろなメーカーから販売されている充電器ですが、安さ重視で購入するとスマホ自体が故障したり、結局使えず「安物買いの銭失い」になったりします。安さだけに目を向けず、安全でしっかりしたものを選びたいものですね。^^
今回の記事で充電器とアンペアについて、少しでもわかってくれたら嬉しいです。^^