水疱瘡は子供がかかる病気と思い込んでいませんか?
実は大人になってからも水疱瘡になる場合があるんです。では、おとなの場合はどのような症状なのでしょうか?
今回は、水疱瘡(みずぼうそう)かどうかのチェック項目を元に、大人の場合、子供とどう違うのか?を看護師の姉(義理の姉)から聞いたのでシェアしますね。
大人の水疱瘡の症状とは
前に体に赤いボツボツができて心配になり、看護師(義理の姉)に相談したことがありました。
結果、水疱瘡ではなかったのですが、ためになったので書き留めておくことにしますね。
まずは、水疱瘡の初期症状から治るまではだいたい下記の流れですので、「もしや水疱瘡かも?」と思ったらチェックしてみてください。
- 風邪の初期症状のように咳や鼻水が出て(出ない場合もある)体がだるく、やがて熱(37度位)が出ます。
- その後、体に赤いブツブツが出てきます。
- 赤いブツブツが出てから約半日程度で水疱(すいほう)へ変わります。
- さらに水疱から膿疱(のうほう)へと変わり、そしてかさぶたになります。
なお、体にできた発疹のすべてが、かさぶたになるのは約1週間位かかります。そしてそのかさぶたが治るまでは2週間位かかります。
これが水疱瘡の初期症状から治るまでの一連の流れです。
水疱瘡はとても感染力が強い病気です。
普通は子供の頃に1度かかると免疫がつき、その後はかからないものですが、中には大人になっても免疫を持っていない人や水疱瘡にかかったことがない人は大人になっても水疱瘡にかかるんですね。
もし、水疱瘡と診断されたら、二次感染を避けるために外出は控えましょう。なお、姉の勤める病院では、水疱瘡と診断されると隔離されるそうです。そのくらい強い感染力なんですね。
大人になってからの水疱瘡が危険な理由とは?
大人になってからの水疱瘡は重症化するのはなぜでしょう?
それは、子供より顔や体への発疹がひどく、また、高熱が続き脱水症状を起こしやすくなるためです。
さらにかゆみや痛さは、子どもの水疱瘡の比ではない場合もあります。口の中に発疹できると痛くて物が食べれない状態になることもあります。
さらに、大人になってからでは、処方薬の量も限界がありそのため子供よりも長引いてしまうようです。
水疱瘡の症状がでたら何科にいけばいい?
内科に行きがちですが、行くなら皮膚科です。姉は総合病院の内科に勤務していますが、そういった患者さんが、よく来るそうです。そういう人には皮膚科を紹介するそうです。
総合病院だからいいものの、個人医院だったら二度手間ですよね。^^;
水疱瘡は皮膚科と覚えておきましょう。
まとめ
- 風邪の諸症状に似ている
- 赤い虫刺されのようなボツボツが出る。
- 水疱→膿疱→かさぶたの順に変化する
- 免疫がないと大人になってもかかる
- 大人の水疱瘡は重症化する
- 水疱瘡の感染力は強力なので外出は控える
大人の水疱瘡は「たかが水疱瘡」とナメてかかると痛い目にあいます。今回紹介した症状が当てはまる場合は、すぐに病院で診察してもらうことをおすすめします。
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