洋服にボールペンのインクがついてしまって、がっかりした経験ありませんか?
私はお気に入りのカバンの中でボールペンが暴れて、派手にインクがついてしまったことがあります。
これって染み抜きできるんだろうか?
クリーニングに出だすと、染み抜きの値段ってどれくらいなんだろう?
いろいろな疑問がでてきました。
調べてみると、なんと自力で落とせる方法もあるようですね。
今回はそんな染み抜きの情報を調べてみましたのでシェアしますね。
ボールペンの染み抜き値段は
ポケットにボールペンを入れっぱなしにして、気がつくと「あちゃ〜」。
インクがついてしまうことはよくあることですよね。
そんな時考えられるのが、
- 染み抜きでまず考えられるのがクリーニングに出すこと。
- 自分で落とすこと。
そこで、代表的な宅配クリーニングの染み抜き料金を調べてみました。
クリコム
染み抜きでは有名な宅配クリーニング屋さんです。
染み抜きに関しては定評がありますが、その分値段は業界でもちょい高めです。
特殊な染み抜き機を使い、独特な作業工程をふんで落とします。
なんと、驚くなかれ染みの除去率は98%以上です。
どんな頑固な染みでも、あの手この手で落としてくれるようです。
何がなんでも必ず落としたい方はいいかもしれませんね。
特殊染み抜き料金 | 2cm×2cm 600円から |
【クリコム】
リネット
とにかく丁寧が売りの宅配クリーニング屋さんです。
無料染み抜きもあり「指定しなくとも、職人さんが、チェックして染みと判断したものは落とします」と、なんともありがたい業者さんです。^^
ちょっとの染み抜きなら無料というのも嬉しいですね。
ただし、水性インク、水性ボールペンは有料になるとのことです。
染み抜き料金 | 基本的に無料 |
【リネット】
リナビス
創業56年の老舗の宅配クリーニング屋さんです。
「おせっかいなクリーニング」がキャッチフレーズのおなじみリナビスです。
何がおせっかいかというと、
- 染み抜き無料
- ほつれ、ボタン修理無料
- 送料無料
- 毛玉取り無料
- 再仕上げ無料
- 6ヶ月間無料保管
- クリーニング相談無料
- おせっかいのお気持ち?無料 ^^
の8大無料おせっかいというものです。
なんともアットホーム的で、ほのぼのしますね。
「気がついたところは、直す」と職人気質溢れている会社でもあります。^^
染み抜き料金 | 基本的に無料 |
この宅配クリーニング屋さんは次のような特徴があります。
- 2日間かけて自然乾燥を基本とするので衣類が傷まない。スペースがある
- 各工程ごとに職人さんが直接仕上げる
- 何着かまとめてクリーニングするならオトクな価格設定
- 無料で6ヶ月間、有料だと9ヶ月間お店で保管してくれる(今のところ業界最長)
- 送料往復無料
クリーニング相談も無料ですからボールペンの染み抜きについても気軽に聞いてみればいいです。
なお、会員1万人に達したら募集締め切るようです。(2017.10.30現在はまだ募集してます)
リナビス
匠抜き
こちらは染み抜きに特化した専門の業者さんです。
染み抜き後、クリーニングして返却になります。
クリーニングだけというのはないようですね。
さすがにシミの場所や大きさ、経過時間により値段が変わってきますが
これは仕方ありませんね。
ペンなどのインクは特殊磨きコースに該当しますので料金は下記のようになります。
染み抜き(一箇所) | 2cm×2cm 300円 |
特殊磨きコース(一箇所) | 2cm×2cm 900円 |
こちらも無料相談できますので、依頼する前に相談するのが先決ですね。
いろいろなクリーニング屋さんを調べてわかったのは、染み抜きについて「どうしても落としてやろう!」という半端ない思いが伝わってきました。
染み抜きの相場とすれば、衣類やボールペンのインク種類により様々です。
一箇所なら500円程度から1500円が相場のようです。
3箇所であれば、染み抜き料金500円×3で1,500円プラスクリーニング代になります。
匠抜き
業者さんに依頼する前に、自分で染み抜きできないかどうかチェックしてみたらどうでしょう?
家にあるもので簡単に染み抜きできることもあるんですよ。
参考までに、自力で染み抜きする方法を紹介しますね。
ちょっとしたシンクの染み抜きなら切れに落とすことができますよ。
その前に、ボールペンのインクの種類を確認しましょう。
ボールペンの染み抜きはインクの種類がキモ
ボールペンのインクの種類は、大きく分けて油性、水性、ゲル(ジェル)の3種類あります。
どの種類のインクがついてしまったのか調べることが先決です。
しみ抜きしやすい順番は、
油性>水性>ゲル(ジェル)
ゲル(ジェル)インクの場合は、粒子が繊維の間に入り込み落ちにくいとされています。
もしもゲル(ジェル)インクの場合はクリーニングに出すことをおすすめします。(業者さんでも完全に落とすのが難しい場合もある)
ですが、落ちないこともありません。
台所用洗剤でゴシゴシすれば、染みによっては意外と落ちる場合もあります。
なので、ゴシゴシできない衣類は難しいです。
3種類インクの中でも油性ボールペンが一番出回っています。
種類がわからない場合はメーカー名を入力してネット検索するとすぐにわかります。
なめらかな書き味で人気の三菱uniジェットストリームの場合、メーカーサイトに染み抜き方法がアップされていましたので紹介します。
三菱UNI
ジェットストリーム
https://www.mpuni.co.jp/customer/ans_13a1.html
他の油性の場合
https://www.mpuni.co.jp/customer/ans_13a2.html
水性、ゲルインク場合
https://www.mpuni.co.jp/customer/ans_13b.html
ボールペンのインクの染み抜き方法
インクの種類によって用意するものも違ってきます。
油性ボールペンの場合を例にとります。
準備するもの
- エタノール(消毒用)または除光液、激落ちくん(液体スプレー)
- 布、タオル
- 使い古しの歯ブラシ
染み抜きのやり方
- タオルをひきます。
- インクの付いた部分に消毒用エタノールまたは除光液を垂らします。
- タオルの上にインクがついた方を下(裏返して)にしておきます。
- 歯ブラシでインクの部分を軽く叩いて、したに引いたタオルにインクを移します。
- インクがタオルに移動したら下に引いたタオルは常にきれいな面にして叩きます。
- これを何度か繰り返すと徐々にインクが移動してきれいになります。
- その後、衣類を水洗いすれば完了です。
水性インクの場合は台所用洗剤を使うことで効果的に落とせます。
やり方は上記の油性インクと同じです。
油性インクは意外と落ちやすく、台所用洗剤、クレンジングオイルなどでも代用できます。
ゲル(ジェル)の場合は固形石鹸で、もみ洗いを繰り返すと効果的ですが完全に落とすことは難しいかもしれません。^^;
油性ボールペンのインクが服についてしまい、実際に試した記事はこちらです。
大切なものの染み抜きは迷わずプロへ
着物などの高価な衣類は自力で染み抜きしようとせず、プロへ任せたほうがいいです。
染み抜きに使う材料も設備も違いますから、まずは相談してみることをおすすめします。
ワイシャツ、ブラウスなどは自力での染み抜きしてみるのもいいでしょう。
意外と簡単に落ちるものですよ。
自力で染み抜きする場合は、ぶっつけ本番でなく、不要なハンカチなどにインクをつけてテストしてからだと安心です。
バッグについたインクの染み抜きをやってみた
以前バッグの中でボールペンの蓋が外れ、インクがついたのを落ちるかどうか実際にやってみました。
インクがついてから3年くらいたってます。バッグはナイロン製。
インクの種類は多分油性インクのはず・・・
消毒用のエタノールがなかったので、無水エタノールを使用。
下に引いた布(Tシャツ)にインクが移っています。
歯ブラシで裏から叩いても厚すぎて効果ないので、手元にあった瓶の底で叩いてみました。(笑)
インクがついてから年数が経っているためなのか、なかなか落ちませんでした。
が、周りの薄く付いたインクはきれいに落ちました。
今回は、やりにくかったので気長にやりませんでしたが、早めにやればある程度落とすことはできたかもしれません。
無水エタノールでもある程度は落ちるんですね。^^
まとめ
- 染み抜きの値段は業者さんにより様々。
- 相場は500円から1,500円程度。
- 宅配クリーニングは基本無料が多い。
- 意外と簡単に自力で染み抜きできる場合もある。
- 高価なものは専門家へ依頼する
今回はいかがだったでしょうか?
ボールペンのインクがついてしまったからと言って諦めるの前に染み抜きできないかどうか相談してみましょう。
インクがついた場所にもよりますが、目立たな箇所なら自力で落とすことに挑戦してみてはいかがですか?
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