父の日や母の日っていつから始まったのかご存知ですか?またどこの国がはじめたのでしょう?
てっきり私は日本だと思っていましたが、違うんですね。^^;
今回は父の日や母の日の由来などをお伝えしたいと思います。ちょっと知っているだけでもいつもとは違う記念日になるかも?ですよ。
父の日はどこでいつから始まった?
父の日は毎年6月の第3日曜日と決まっています。なので、毎年日にちは変わります。
そもそも父の日は、アメリカではじまった記念日なんですね。
遡ること100年以上もまえの1909年にジョン・ブルース・ドット夫人が「母の日があるのに父の日があってもいいのでは?」と牧師協会へ父の日も作ってほしい旨、お願いしました。
というのも、ドット夫人の父親は軍人で1861年に起こった南北戦争に従事したんですね。
その間、母親は女手ひとつで6人の子供を育てました。
約4年後南北戦争が終結しましたが、母親も体を壊して死亡してしまいまったんです。そこから今度は父親の苦労がはじまることになります。
子供6人の内訳は男の子5人と女の子1人です。
その6人兄弟の末っ子の女の子が父の日を作って欲しいと訴えたジョン・ブルース・ドット夫人なんですね。
一生涯再婚もせず今度は男手ひとつで育て上げた父親の苦労を子供ながらに感じ取っていたのです。
結果的に「父の日」を哀願してから7年後の1916年父の日が認められるようになったのです。
これが父の日の発端なんですね。
母の日はその1年前・・・
母の日はいつからどのようにして始まった?
母の日はアンナ、ジャーヴィスという女性が発端です。
苦労して自分を育ててくれた母親の命日に感謝の意を込めてたくさんの白いカーネーションを祭壇に祀りました。
このことが感動を呼び、またたく間に全米で話題になりました。
そして白いカーネーションを祀る人が増えたんです。それをきっかけに母の日として休日にし、母親に感謝の気持ちを捧げようとアメリカ議会にお願いしました。そして1914年に5月の第2日曜を「母の日」として休日にすることを決定したのです。
これが母の日の由来なんですが、日本では最初から5月の第2日曜日ではなかったんですね。
昭和の当初は皇后様の誕生日である3月6日が母の日だったのです。そして戦後にアメリカに合わせて5月の第2日曜になったのです。
母の日の記事はこちらに書いてあります。
まとめ
父の日も母の日もアメリカで始まりました。
母親、父親の存在が当たり前のように思いがちですが、どんな家庭でもさまざまな苦労があるものです。せめて母の日や父の日は感謝して過ごしたいものですね。
ありがとうの一言が両親にとってどんなにうれしいものかわかりませんよ。
上手に感謝の意を伝えたいものですね。
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