今では国民食と言ってもいいくらいラーメンやカレーは人気の食べ物ですね。^^
週に1度は食べないと、禁断症状がでる人もいるとかいないとか・・・。
私もラーメンは大好物なんです。
しかしカロリーが気になる時ってありませんか?
ラーメンとカレー、はたしてどちらが高カロリーなのか?この間ラーメンを食べている時に疑問がわきました。
そこで、ラーメンとカレーのカロリーを比較してみましたのでご紹介しますね。
いつも食べているそのラーメンやカレー、一体どのくらいカロリーあると思いますか?
ラーメンとカレーの種類別カロリー比較
ラーメンとカレーを種類別にカロリーを調べてみました。
あくまでも目安です。トッピングを加えれば更にカロリーは増えます。
成人1日の摂取カロリーは、体格や運動量などにより違ってきますが、目安として1,800Kcalから2,200Kcalと言われます。
標準体から摂取カロリーを算出する場合は、「身長×身長×22」で、標準体重を求めます。そして、その数値に25と30を掛けます。
例、身長170cmの成人の場合
1.70×1.70×22=63.6Kg←標準体重
更に、
63.6×25=1,590
63.6×30=1,908
結果、1,600Kcalから1,910Kcalが1日の摂取カロリーとなります。
ラーメンのカロリー表
種類 | Kcal |
醤油ラーメン | 443 |
味噌ラーメン | 477 |
塩ラーメン | 401 |
五目ラーメン | 665 |
チャーシュー麺 | 507 |
豚骨ラーメン | 450 |
つけ麺 | 610 |
カップヌードル(カップ麺) | 364 |
出前一丁(インスタント) | 468 |
参考
2017年3月に日清から「カップヌードル ナイス」が発売されました。味は「こってり」を重視して開発されたとか。なんとカロリーは178Kcalです。
一般のカップヌードルの半分のカロリーです。これはカップ麺好きには嬉しいですね。
ちなみに、女性をターゲットにした「カップヌードル ライトプラス」は198Kcalです。
ラーメンは、麺がスルスルとあまり噛まずに入ってしまうため、ついつい食べすぎてしまいます。
麺などの炭水化物はエネルギー元にはなりますが、消化しきれず余った分が問題で、中性脂肪に変わり体内に蓄積されてしまうのです。
ラーメンが太るといわれるのは、こういった理由からなんですね。
カレーのカロリー表
カレーの種類により、300Kcal以上の差があります。
種類 | Kcal |
カレーライス | 860 |
ビーフカレー | 954 |
チキンカレー | 690 |
カツカレー | 957 |
野菜カレー | 686 |
ドライカレー | 615 |
参考 株式会社タニタ
ラーメンとカレー太るのはどっち?
ラーメンとカレーでは、断然カレーのほうが高カロリーです。ただし自分で作るならカロリーを抑える事は可能です。
また、カレールーは低カロリーやカロリーオフのモノも販売されていますし、レトルトカレーも種類が多くヘルシーなレトルトも多くなってきました。
太るのはカレー自体よりご飯の方、ご飯少な目、野菜多め(じゃがいもは太る要因)にするとカロリーダウンします。
お店で食べる時は、本場インドカレーはカロリーが高いので要注意です。それにナン自体が高カロリーですからね。^^;
ラーメンやカレーを食べていけない人とは?
食塩を取りすぎは体に良くないと多くの人がわかっています。しかし、わたしたち日本人が一番食塩を取りやすい食品はなんだと思いますか?
なんと、カップ麺なんですね。
塩分の摂りすぎと高血圧は切っても切れない関係です。
このようなことから、高血圧や腎臓疾患、生活習慣病がある人は控えたほうがいいですね。
また、カレーについては消化器系、特に上部消化管(口~食道~胃)に疾患のある人、痛み止めを飲んでる人などはカレーの刺激物が更に拍車をかけるので、食べないほうがいいですよ。
ラーメンやカレーのGI値を抑えるなら
ラーメンやカレーに限らず、食べ物を食べる時はGI値を上げないようにして、野菜から食べはじめることをおすすめします。
GI値とは、食品が私達の体内に入ると、その食品に含まれている糖が血液に吸収されます。そして、体内に入って食後2時間までの糖濃度を測ったものをGI値といいます。
要は、血糖値の上昇を示す数値です。
GI値のGIとは、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略です。また、食品によって高GI食品(70以上)中GI食品(56~69)低GI値(55以下)に分けられます。
高GI値の食品でも食べる順序によってGI値を抑えることができるんですよ。
「セカンドミール効果」というものがあります。これは大豆などの豆類に多く含まれる食物繊維が多い食品を先に摂ると血糖値が抑えられるという効果です。
ラーメンやカレーの炭水化物は食べてはいけない?
一般に炭水化物は血糖値が上がりやすいと言われます。よく炭水化物は悪者扱いされますよね?
しかし炭水化物は体に必要なエネルギー元なんです。
では、どうすればいいのでしょう?
高カロリー食品が全て高GI食品かというとそうではないんですね。炭水化物の中でもGI値が低い食品は意外に多くあります。
たとえば、炭水化物といえば真っ先に思い浮かぶのは、ご飯(白米)やパンではないでしょうか?
ご飯なら、白米より、雑穀を混ぜ合わせた精白米。パンの中でも食パン(GI値91)は高GI食品なんですがライ麦パン(GI値50)は低GI 食品になるんです。
このように低GI値食品があるなら、そちらを食したほうが断然体にはいいですね。^^
それと、気をつけたいのは、私達日本人は「炭水化物×炭水化物」を一緒に摂る習慣が少なからずあります。
ラーメン定食などでよくラーメンとチャーハンがセットになっているものがありますよね?これはかなりGI値が高くなりますので、食べるなら別の日に食べるようにするといいですね。^^;
また、ラーメンはスープが命!ともいわれ、全部飲み干す人も多くいますがスープは極力は残すようにすると、塩分やカロリーをおさえることができます。
物足りない場合は、その分、もやしやネギのような食感のある野菜を加えると体にもいいし、満腹感も得られます。
それから、調味料も意外と高カロリーなので注意して下さいね。特に化学調味料が入ったマヨネーズは、ほとんどが油ですから要注意です。使うなら無添加マヨネーズにしましょう。
まとめ
- ラーメンとカレーのカロリー比較ではカレーのほうが高カロリー
- ラーメンはスープは残すとカロリーや塩分を抑えられる
- 消化器系に異常がある人はカレーなどの刺激物は控える
- GI値をあげないように工夫する
- 同じ炭水化物の中でも高GI値食品と低GI値食品がある
- 調味料にも注意する
今回はいかがだったでしょうか?
ラーメンもカレーも摂り方次第でカロリーダウンになります。カロリーが気にして躊躇するようでしたら今回の記事を参考にして下さいね。
参考文献:大塚製薬
コメント