度々、口が渇くことってありませんか?
つばを飲み込もうとしても、喉にひっかかって飲み込めない状態。
頻繁におこるならドライマウス(口腔乾燥症)の疑いがあります。
ドライマウス(口腔乾燥症)の原因ともなる、口呼吸って意外と怖い病気なんですね。
ナメてかからないでくださいね。
「ドライマウスのような病気で、病院で診てもらいたいとき、何科にいけばいいのでしょう?」
今回はそんな疑問をもった時の対処法をお伝えします。
口が渇く!病院では何科にいけばいい?
口の中が乾くのをドライマウス(口腔乾燥症)といいます。
このドライマウス(口腔乾燥症)は意外と怖い病気なんです。
実は、以前私も口がよく乾き、「もしやドライマウスでは?」と思ったので、病院で診てもらいました。
その時は地元の総合病院へ行きました。
何科に行けばいいのか受付で聞いて、「多分、内科でいいでしょう」ということでしたので…。
多分…って。オイッ!
まぁ、「違っても他の科にまわしてくれるだろ」そんな気持ちでした。^^
総合病院はこういった時、都合いいですね。
個人医院だと、そうはいきません。
診察内容は、まず問診(症状、服用中の薬、生活習慣等)のあと、口の中をみられ、その後、ガム?を噛んで唾液収集されました。
この唾液の量で判断するようです。
ドライマウス(口腔乾燥症)で治療を受ける場合、次の診療科が考えられます。
- 内科
- 歯科
- 耳鼻咽喉科
- 口腔内科
- 口腔外科
何科にいけばいいのかわからないですよね?
私もそうでした。^^;
では、どのように決めればいいのでしょうか?
状況によって違いますが、普段お世話になっている医院(内科)があれば、まずそこで相談してみましょう。
ドライマウス(口腔内乾燥)になる原因は、口だけに限らず、他の病気(シェーグレン症候群)も考えられるからです。
たとえドライマウス(口腔内乾燥)に詳しくない医院だとしても、ドライマウス(口腔内乾燥)に長けてるところを紹介してくれるはずです。
どこの科でも診てはくれますが、一番てっとり早いのが、私と同じように総合病院ではないかと思います。
大きい総合病院だと前述した診療科が揃っているので安心です。
とはいっても、一般的には歯科、口腔内科に行く人が多いようです。
全国の病院が検索できるサイトがありますので紹介しますね。
お住いの地域を選択して、キーワードに「ドライマウス」、日付と時間を入力してから検索ボタンをクリックすると医院が表示されます。
日付、時間を入力するとすぐにでも診てくれる医院を探し出してくれます。
このサイトはドライマウスに限らず、何かと便利ですのでブックマークしておいたほうがいいですよ。
特に小さいお子さんがいる家庭では、夜中に診てくれる医院も探し出しますので重宝します。
【病院なび】https://byoinnavi.jp/
全国の名医一覧
ドライマウス(口腔内乾燥)はなぜ怖いのか
ドライマウス(口腔内乾燥)は怖い病気だと言いましたが、そのことについて少しお話しますね。
ドライマウス(口腔内乾燥症)とは、唾液の量が少なく、そのため口の中が乾く症状をいいます。
このドライマウス(口腔内乾燥)は、いろいろな原因があり水分補給だけでは改善しません。
原因のひとつに唾液腺の機能低下、異常があります。
これにより唾液の分泌量が少なくなります。
唾液の分泌量が少なくなる要因は、加齢、ストレス、栄養障害、薬物の服用、糖尿病、シェーグレン症候群などがあります。
口の中が乾く事により、次の症状が出ます。
- 会話がしずらい
- 口臭がきつい
- 舌のひび割れ
- 虫歯
- 歯周病
- 口内炎
- 味覚障害(味がわからない)
- 匂いがわからない
このような、症状がでたら口腔乾燥症を疑ってください。
口呼吸とドライマウス(口腔内乾燥)
口の中が乾燥する原因のひとつに、口呼吸があります。
そもそも、普段何気なくしている呼吸は口と鼻のどちらでもできるものです。
しかし、鼻には鼻毛などの抵抗(障害物)があり、空気が出にくい形状になっています。
一方、口は障害物がなく空気が通りやすい作りになってます。
わたぢたちの体は、空気を吸い込む時、鼻も口も開いていると必ず口の方から空気が入る ようにできています。
このことが口呼吸をする最大の理由なんですね。
それからよく無意識のうちに口を開けてしまう人見かけませんか?
口を開けていても、舌が上顎を支えていれば空気は口から入らないものです。
舌の位置が悪い人が口呼吸になりやすいタイプです。
口呼吸の症状に、「匂いがわからなくなる」という特徴があります。
街で香水がきつい女性がいたらその可能性が高いですね。^^;
口呼吸はホコリ、ゴミが口の中を通り肺に届きます。
そうすると、当然肺が汚れます。
肺が汚れると体に悪影響を与えます。
なので、花粉症の人は特に気をつけて下さい。
どうしてかというと、鼻水や鼻づまりで口呼吸になりやすいからです。
鼻水は抗菌作用があり、なくてはならない大切なものです。
実は、呼吸をする上で口呼吸は鼻呼吸よりも楽なのです。
運動をしていて疲れてくると口呼吸になりがちです。
口呼吸が習慣になると、酸欠状態になりやすく脳に酸素が届かなくなります。
そうすると、
- イライラ
- やけ食いするようになる
- 肥満になる
- 肌荒れする
- アトピー体質になる
- 体臭がきつくなりやすい
このように口呼吸は弊害ばかりでいいことはありません。
自分が口呼吸してないかどうか見極めるのも大切です。
こちらのサイトにチェックシートがあります。
自分が口呼吸かどうかチェックできますよ。
まとめ
- 口が渇く時の病院は総合病院がベスト
- 口腔乾燥症は実は怖い病気
- 口呼吸の弊害は知り、治すことを心がける
今回はいかがだったでしょうか?
「たかが口の乾き」と思っていると後々大変なことになります。
疑いがある場合は早めに病院で診てもらってくださいね。
コメント