「ず」と「づ」の正しい使い分けご存知ですか?意外と適当に使っている人が多くいます。管理人もその一人ですが。^^;
違いがわかれば必然的に使い分けできるようになりますよ。
それから、まだパソコンに慣れていない人は「づ」の打ち方がわからない人って結構いますよね?今回は、「ず」と「づ」の違いや使い分け、パソコンでの打ち方を説明します。
「ず」と「づ」の違い、使い分け方は?
「ず」と「づ」では基本的には「ず」の方を使います。では、「づ」を使うのは、どのようなときでしょうか?
それは「同音の連呼の場合」と「二語の連合の場合」です。
同音の連呼とは、例えば「続く」などがそうです。この場合は「つづく」になります。
一方、二語の連合は、三日月→三日と月に別れます。「みっか+つき」なので「みかづき」です。同じように新妻は「にい+つま」なので「にいづま」になります。
簡単にいえば濁点(゛)を取っておかしくない場合(意味が通じれば)「づ」でいいわけですね。
例)
小遣い→「こ+つかい」なので「こづかい」「こ+すかい」とは言わないですよね。^^;
鷲掴み→「わし+つかみ」でおかしくないので「わしづかみ」
少しずつ→「すこし+つつ」ではおかしいので「すこしずつ」これは「すこしづつ」でも間違いではありません。
「じ」と「ぢ」も同じですよ。
鼻血→「はな+ち」なので「はなぢ」です。
「づ」を使う言葉
ちなみに、同音の連呼によって生じる言葉は次のようなものがあります。
なお、一般に二語に分けにくいものは原則「じ」「ず」を用いることとし、「ぢ」や「づ」としても間違いないとしています。
また、漢字の音読みではじめから濁っっているものは「じ」「ず」と書きます。
例)
地面→じめん
布地→ぬのじ
略図→りゃくず
「づ」をパソコンでの打つときは?
「づ」をパソコンのキーボードで打つとき(ローマ字入力の場合)は「D」+「U」で「づ」と出ます。「ず」は「Z」+「U」ですよね。
同じように「ぢ」は「D」+「I」です。
まとめ
- 基本的には「ず」を使う
- 「づ」と使うときは、「同音の連呼の場合」と「二語の連合の場合」
- 濁点を取ってみておかしくないかどうかで判断する
- 「ぢ」も同じ
日本語ってほんと難しいですよね^^;
「ず」や「づ」の使い分けは、ちょっとしたコツさえ分かれば意外と簡単でないですか?
これで、知らないで使っている人に説明できますね。ほぼ尊敬の眼差しで見られること間違いなしですよ♪
参考文献:文部科学省
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